将来展望 海外展開

2021年1月号 推進工法への夢と期待

2020/12/24

 明けましておめでとうございます。 新しい年である令和3年が始まりました。読者の皆様におかれてはそれぞれにあらたな目標と抱負をもって新年を迎えられたことと思います。  昨年は新型コロナウイルス感染症一色の1年間でした。感染症は、中国の武漢に始まりあっという間に全世界に拡散し経済にも社会にも大きな影響を与えています。下水道業界はリモートに置き換えられないリアルな世界ですがそれでも会議や採用活動などにリモートの導入が進んできています。感染症は様々な負の甚大な影響を全世界に与えていますが、人と人との直接的な交流 ...

ReadMore

基礎知識

2020年12月号 推進工法進化論

2020/12/10

  日本で初めての推進工事は、1948年に兵庫県尼崎市において国道2号線と国鉄の交差する箇所で、ガスのさや管を手動のシップジャッキを用いて行われました。それからの推進工法は、70年余りで急激に進化してきたことは皆さんご存知のことと思います。この進化の過程において、目まぐるしく時日が流れたことを改めて振り返ることで、さらなる発展に繋げるきっかけになるのではないか?また、推進工法が確立されるための要求事項は何か?皆さんの現在の認識(イメージ)は、開削<推進<シールドではないでしょうか。このイメージを脱却するの ...

ReadMore

土質管理

2020年11月号 土質の変化に対応

2020/11/10

 日本の推進技術は、昭和23年(1948)国内初の工事を行って以来、今日までの70余年の間、多様かつ高度な技術を積み上げ発展してきました。特に昭和30年代に高度経済成長期を迎えたことで、工業化が急速に進み、それに伴い都市部の人口も急増したため工業排水や生活排水が増大し、公共水域の汚染が深刻化したことを受け、昭和45年(1970)下水道法改正時に公共水域の水質保全に係る一項が加えられました。これにより下水道整備が加速化したこともあり、推進技術は急速な技術の進歩・発展を遂げ、今日においては長距離推進や急曲線施 ...

ReadMore

将来展望 総合 他

2020年10月号 創刊400号記念 ~担い手育成と市場拡大に向けて~

2020/10/10

 現在の建設業界の喫緊の課題は就労者不足です。さらに就労者の高年齢化と若年層の不足も課題です。高年齢の就労者は仕事の知識と経験が豊富である反面、数年後には身体的な問題や気力などの低下などによる離職の可能性が高いことが懸念されます。若年層の不足については建設業全体として若年層の就労割合が低く、人気がない職種であることが要因であるといえます。  推進業界としての課題は、国内の下水道における新設の推進工事が減少していることです。本誌の創刊当時であれば下水道工事だけでも十分に工事の件数もありましたが、下水道処理人 ...

ReadMore

推力低減・長距離

2020年9月号 長距離推進のゆくえ

2020/9/10

  長距離推進施工は、本誌でも多くの施工事例が報告され、数年おきに特集として取り扱われているテーマです。  大中口径管推進工法では1スパン1,500mを可能とし、シールド工法とのボーダレスになっており最近の浸水対策としての雨水管建設等に活躍しています。また、小口径管においても同様に、高耐荷力管推進工法では300m、低耐荷力管推進工法においても100mを超える施工実績があります。  これらの長距離推進は、掘進機(先導体)の開発や軸方向耐荷力が大きく曲線に対応可能な推進管の開発、推進力低減措置としての滑材と注 ...

ReadMore

安全管理 施工管理

2020年8月号 推進工事の施工管理(工程・安全・品質)

2020/8/10

 推進工法は技術の進歩が目覚ましく高度な施工技術が要求され、従来の考え方の施工管理では対応ができなく個々の検討や措置が必要となり、高度な施工管理が要求されています。適切に施工管理を行っていても、いったん施工トラブルが発生すると工期遅延・品質不良・労働災害および公衆災害等、社会生活へ悪影響を及ぼすことになります。  推進技術の進歩に伴い施工リスクが変化しており、長距離・急曲線・大深度(大土被り)化などの特殊条件の施工では、推進力の限界、推進管の破損、規格値からの逸脱、思わぬ箇所での土砂崩壊等の施工に対するト ...

ReadMore

総合 他

2020年7月号 推進技術・最前線

2020/7/10

 今年の「下水道展’20大阪」は、8月18日から 21日までの4日間インテックス大阪で「Beyondみらいを変える!みらいが変わる!」をテーマに開催される予定でした。  しかし、2月中旬から新型コロナウイルスの感染者が連日のように増え続け、3月28日には全国で200人を超え危機感が増してきました。ついに4月7日に政府から緊急事態宣言が発出され、外出自粛が求められ下水道展主催者の(公社)日本下水道協会から4月22日付けで「下水道展’20大阪」の中止が発表されました。  下水道展は昭和62年(1987)に「下 ...

ReadMore

総合 他

2020年6月号 より良い工法選定に向けて

2020/6/10

 近年の推進工法をとりまく環境は、上下水道の面的な整備に代わり、都市部を中心に整備目的や施工条件(選択する施工法)についてニーズが多様化しています。  管路施設の使用目的を問わず、都心部では地下空間が高密度に利用され、施設が輻輳していることから、物理的制約、時間的制約等により新しい施設を敷設(占用し既設に接続する)することの難度が高まっています。また、当初の敷設から相当期間が経過して、改築更新ニーズが高まっている施設も相当数に及びますが、使用中(供用中)の機能を維持しつつ置換することが可能なのか等、多くの ...

ReadMore

小型立坑・省面積

2020年5月号 狭隘空間での施工

2020/5/10

  推進工事は、ライフライン建設に利用されることが多いことから、都市部で採用されることが多い工法です。しかし、建造物が密集している都市部では、施工のための用地確保は困難な状況にあります。このため、小スペースでの施工実施を求められることや道路占用での施工が求められることが多くなっています。道路や歩道を利用しての工事について、我が国の道路脇には電柱が存在することが多く、有効に使用できるスペースがさらに少ないです。同時に道路上部には多くの電線、ケーブルなどがあることから、上空の空間も狭いことになります。  道路 ...

ReadMore

環境

2020年4月号 脱炭素化に向けて

2020/4/10

 SDGsが社会全体に広がり、主流化しつつある中で、政府のアクションプランは「SDGsを原動力とした地方創生、強靭かつ環境に優しい魅力的なまちづくり」を掲げています。建設業界は、インフラをはじめとするハード面に加えて、地方創生に関わるまちづくりや地域振興にも関りが大きい産業であります。管路をはじめとしたインフラ整備、交通や防災、エネルギーや観光といった人々の暮らしにも関わっていることからその影響も大きく、SDGsを牽引していかなければならない立場に置かれています。  昨年9月に開催された国連気候行動サミッ ...

ReadMore

© 2021 月刊推進技術