-
-
2025年8月号 環境への配慮
今月の特集は、「環境への配慮」です。推進工事は、地上から地盤を掘削し管路を敷設する開削工法に比べ、道路交通や沿道商業などに与える影響が少ないので、環境にやさしい工法であるといえます。しかしながら、掘 ...
-
-
2025年7月号 推進技術・最前線
全国の下水道管きょの総延長は、令和5年度末で約50万km。標準耐用年数50年を経過した管きょは約4万km(総延長の約7%)で、10年後は約10万km(約20%)、20年後は約21万km(約42%)と ...
-
-
2025年6月号 自動化施工に挑む
推進工法はインフラ整備とともに発達し、初期の手掘りの刃口式推進工法から現在の機械式密閉型推進工法へと発展してきました。それらは泥水式、土圧式、泥濃式に分類されます。また、この間の技術革新は目覚ましく ...
-
-
2025年5月号 品質保全と安全
社会インフラ整備としての推進工事において、品質確保と安全の両立は、切り離すことのできない重要な要素です。 工事の品質は、計画段階から始まります。精密な設計と入念な地盤調査を行い周辺環境や地質の変化 ...
-
-
2025年4月号 土質変化への対応
我が国の地質構造は、多くの火山活動による堆積土や降雨量の多いことによる河川氾濫や地滑りの影響、また、海に囲まれた環境からの浸食などの地理的、気候的な事由により、長い年月をかけて極めて稀で複雑な地層で ...
-
-
2025年3月号 浸水対策
昨年の日本は、一昨年に引続き気象庁が観測を開始(1898年)して以来最も気温が高い夏でした。この異常な暑さによって激甚化した気象災害は、世界各地で昨年も散見されました。サハラ砂漠ではほぼ1年分の雨が ...
-
-
2025年2月号 推進工事に関わる資格制度
昨年8月8日付で(公社)日本推進技術協会が登録基幹技能者講習実施機関に認定されました。種目は登録都市トンネル基幹技能者で推進工とシールド工が対象です。受講資格には、一定水準を満たした推進工事技士か推 ...
-
-
2025年1月号 水道と推進工法
我が国の推進工法の嚆矢は1948年にガス管のさや管を国鉄の軌道敷下に築造することであった。翌年の1949年には大阪市電の軌道敷下に水道管のさや管として推進工法が用いられた。1951年には下水道管の ...
-
-
2024年12月号 リスクを読む
国内ではじめての推進施工から76年が経過しました。これまで推進工事に携わった先人たちが、様々なトラブルを経験し再発防止に努めトラブルへの対応・対策を講じることで推進技術を進化発展させてきました。 ...
-
-
2024年11月号 岩盤・玉石地盤掘削の最先端技術
岩盤・玉石地盤の掘削は、推進工法やシールド工法などの多数の施工経験や掘削ビットなどの技術発展に伴い開発、改良が進展し続けてきました。ただし、まだ、効率的に推進を実施するために解決すべき課題も多々あり ...
-
-
2024年10月号 土被り
日本の都市部において、道路や地下鉄、上下水道、電気、ガス、通信など、様々なインフラが地下部分に整備されています。このような場所に新たなインフラを構築する場合、既存の輻輳した構造物網を避け、深い位置を ...
-
-
2024年9月号 働き方改革
働き方改革関連法案は2019年4月1日より施行されましたが企業規模や業種により猶予期間が設けられました。そして本年4月1日からはすべての制度の本格的運用が開始されました。ここで働き方改革とは「働く人 ...