海外展開

2018年1月号 推進工法の海外展開

 20世紀は、メイドインジャパンの製品が世界を席巻した世紀でした。家電製品や電卓・カメラ・車な日本製品を使えることから日本人に生まれて良かったと思ったものです。21世紀になると日本製品の優位性が失われ、今ではスマホやパソコンは外国製のものを使い始めています。冷蔵庫、クーラー、テレビなどの家電製品は、まだ日本製ですが今後買い替えるときに日本製になるのかわかりません。こうした状況の中でも、推進技術は日本の世界をリードしており今まさに世界に技術提供をしています。
 しかしながら、日本の推進事業は長期的な減少傾向にあり、それに伴い技術の継承や技術開発が難しくなってきています。一方、海外では、日本の技術移転により技術力を付けた企業が育っていることから、今後とも日本の優位性を保つための方策が求められています。
 今月号では、海外展開を図るうえで、日本の推進技術を活かしていくための方策に各界から意見をお伺いするとともに、ベトナムやインドネシアなど推進事業を実施している企業から今後より事業を進めるためにどのような方策が必要かを提言していただきたいと思います。
(編集担当:中島英一郎)

巻頭言 元気を出してアクセルを踏もう
国土交通省水管理・国土保全局下水道部長
森岡 泰裕
今月の推論 温故知新 ~明治から新しき世に思う
巌上松
新年のごあいさつ (公社)日本推進技術協会会長
森岡 泰裕
総 論 ベトナムへの推進工法普及戦略に関する考察
下水道グローバルセンター(GCUS)ベトナム委員会委員長日本大学生産工学部土木工学科教授
森田 弘昭
下水道分野の海外展開の現状と課題
国土交通省水管理・国土保全局下水道部下水道企画課下水道国際推進官
田本 典秀
チャンスの女神には前髪しかない天は自ら助くる者を助く
(独)国際協力機構東南アジア・大洋州部審議役
山本 賢一
解 説 ベトナムにおける下水道整備の動向と日本の技術協力
ベトナム建設省下水道政策アドバイザー((独)国際協力機構専門家)
若公 崇敏
ベトナムに推進工法を絶対に普及させる
ヤスダエンジニアリング(株)専務取締役
安田 一成
加速するインドネシアの下水道整備 ~現地活動から見えてくる課題と展望~
(独)国際協力機構専門家/下水管理アドバイザー
津森 ジュン
「これから発展する(であろう)国で仕事をする」ということ ~インドネシア編~
(株)イセキ開発工機インドネシア駐在員事務所所長
佐々木 勝之
台湾~インドネシア~ミャンマー
機動建設工業(株)国際事業部長
刈谷 光男
ユニコーン掘進機の海外展開
ラサ工業(株)東京営業所
池田 昌司
海外展開の事例と今後の課題
ジオリード協会会長(株)ウイングス代表取締役
脇田 清司
東南アジア方面への特殊推進管の採用例
栗本コンクリート工業(株)東京営業所
平尾 慎也
投 稿 うどん県でメタン!? ライフライン横断推進部での可燃性ガス確認と対策
四国旅客鉄道(株)高松保線区施設技術主任
中野 丈彰
(株)鴻池組高徳線讃岐牟礼駅構内管推進工事現場代理人
伏見  昂
随 筆 門仲界隈・霊巌島
日本エッセイストクラブ会員
齋藤 健次郎
いままでの経験からとこれから
鉄建建設(株)土木本部地下・基礎技術部基礎・地盤・土工グループ
今井 麻祐子
先達に学ぶ温故知新 第四回 推進工法とともに歩んだ40年 その1
元(株)日本下水道管渠推進技術協会常務理事
石橋 信利
ゆうぞうさんの山紀行 第23回 シモバシラの花
藤代 裕三

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